「働き方改革」に伴う業務見直しの周知ツールとして、マニュアル作成ソフトEZLecture(イージーレクチャー)を導入する企業が増え、2019年3月28日に導入ユーザー数が500に到達しました。半年ほどで、新たに100社が導入をしたことになります。
働き方改革に着手した企業で導入が相次ぐ
「働き方改革関連法」が2019年4月から順次施行されることを背景に、多くの企業で業務の見直しが進められている中、さらなるIT化や新たな労働力の活用といった課題に取り組む企業でEZLectureが積極的に活用されています。
RPAの導入をきっかけとするケース
ホワイトカラーの生産性向上に期待されるRPA(Robotic Process Automation)ですが、導入し使いこなすまでにはいくつかの壁があります。これらを克服するためのツールとして、また導入作業の効率を上げるためのツールとしてEZLectureを採用するケースが増えています。EZLectureは、RPAを導入する企業(エンドユーザー)はもちろん、業務分析・改善を担当するコンサルティング会社や、RPAの開発・導入を行うシステム会社でも採用されています。
RPA導入・運用の際に、EZLectureは主に以下のシーンで活用されます。
- RPAの操作マニュアルを作成するツールとして
- エンドユーザーの業務手順を可視化するためのヒアリングツールとして
- 再定義された業務標準のドキュメント化ツールとして
- RPAのシナリオ作成支援ツールとして
- コンティンジェンシープランのドキュメント化ツールとして
全社的な業務見直しをきっかけとするケース
残業時間の上限規制や新たな労働力の活用を見越し、業務標準化の再構築に着手する企業がEZLectureの導入に積極的です。
現状業務の見直しを行う過程で、業務標準化の再定義がなされ、業務運用マニュアルが更新または刷新されますが、この際にEZLectureを活用していただいています。
EZLectureには「スマートキャプチャー機能」が搭載されているため、業務システムの操作マニュアル作成に特性があるとの印象が強いのですが、これに限らず業務運用マニュアルの作成にも多く使われています。また対象業務がホワイトカラー業務以外にも広まっており、各所でマニュアル作成時間の削減に貢献しています。
さらに、EZLectureを使うと”情報伝達”を目的にした従来型のマニュアルに加え、”理解促進”を目的にした「対話型マニュアル」も簡単に作成できます。対話型マニュアルは、学習者の理解不十分なポイントをマニュアルが指摘するとともに、正しい情報を指し示すので、短時間で正確に新業務が浸透します。もちろん、新入社員や配属替え従業員等を短期間で戦力に育てることにも貢献します。
EZLectureについて
EZLectureは、紙のマニュアルや動画マニュアル、チュートリアル、eラーニング教材を簡単に作成できるソフトウェアです。特に新しい業務システムを導入する企業のユーザー部門がマニュアルを作成することを目的に採用することが多く、マニュアルの作成時間が従来の95%も削減された事例もあります。
日本では2014年5月の発売以来、約5年間で500社が導入しており、上場企業から個人事業主まで業種・業態・規模を問わず採用されています。
スマートキャプチャー機能付きのマニュアル作成ソフトでは最後発ですが、経済性とライセンスの柔軟性に優れていることから多くの支持を集めています。